食生活について

オーガニックって?/ 元気で長生きするために/ 成人病予防のために/ 

オーガニックバイテクどっちを食べる?

 先日の新聞で、「大手スーパーのジャスコが、遺伝子組み替え農産物を使用している加工食品はすべて表示」することにしたという記事を読みました。自社ブランド以外でも、遺伝子組み替え農産物を使用している商品は、業者に表示を求めるようです。

 大手スーパーのこういう姿勢は大歓迎ですよね。消費者の選択の幅が広がります。生協のスーパーが近くにあれば、「自然食品」や「これなら安心だろう」と思えるものを購入することが出来ますが、そうでないとなかなか難しいですから。知らないうちに食べることになっているのは、やっぱり気分のいいものではありません。


「オーガニック」って知ってる?


 横浜・藤が丘に登場したスーパー「マザーズ」。有機野菜をはじめ肉、魚かから日用品まで、環境保全に配慮して生産された商品が勢揃いということで、話題になりました。

 皆さん、有機栽培と無農薬栽培の違をご存じですか。ちびたんは知りませんでした。たぶん、ご存じない方の方が多いと思います。スーパーでも、「有機栽培」の野菜よりも、「無農薬栽培」の方が良い物と思っている人が多いそうです。

 ちなみに「有機栽培」による「有機農産物」とは、化学肥料、化学合成農薬ともに、3年以上使用していないものだそうです(以前の栽培でも無使用であること)。その他転換中のものは、「無農薬・無化学肥料」、使用しているが慣行的使用量の5割以下で「無農薬・減化学肥料」や「減農薬・減化学肥料」、そして「慣行栽培農産物」とガイドラインがあるのでした。

 実際は「農水省のガイドラインでいう有機農産物、有機栽培の基準を満たしていない青果を、有機栽培と謳って販売する例は、生協を含めて数多くある」そうです。これはショックですね。

 「オーガニック」という言葉、最近耳にするようになりましたが、欧米では90年頃から注目を集めだしたのだそうです。オーガニック食品とは一般的に、有機農産物、抗生物質や成長ホルモンを投与せず自由行動をとれる広さで飼育した畜産物、そういったオーガニックな原材料を使い添加物や加工補助剤をを使用せずに製造した加工食品のことをいいますが、オーガニックの意味するところは、環境保全を追求する特定の農業システムです。

 オーガニック食品には農産物生産・畜産・保管・輸送・加工などの各段階で、いろいろと基準が定められているのです。例えばいくら原材料はオーガニックでも、それを包装する工場が認定を受けていないと、「オーガニック商品」とは謳えません。その基本基準を定めているのが、世界的な非営利団体のIFOAM(オーガニック農業運動国際連盟・本部ドイツ)です。傘下には世界各地に200以上のオーガニック認定団体があります。(日本にもメンバーとなっているJONAがある)認定団体が書類審査、第三者の検査官が現地審査、そして認定団体の委員会で審議の上、全段階で基準に適合すると、申請者は「オーガニック」の文字と認定団体の認証マークを表示できるようになるわけです。

 こうしてみると欧米のオーガニック商品の基準は厳しく、また、日本のガイドラインのような曖昧さもありません。認定されなければ、慣行栽培(化学肥料や農薬に依存)と、同列の扱いとなるわけです。また、国を挙げてオーガニック農業に取り組んでいます。

 しかし日本でも、環境保全型農業で活性化を図る生産者も増えているそうなので、ぜひともがんばっていただきたいと思います。日本は食料のほとんどを輸入に頼っています。その上、「日本の野菜より、輸入物の方が安全」とならないように。また、私たち消費者も、見た目やイメージ、CMなどに惑わされることなく、本当に良い物を見極める、賢い目を養わなければいけませんね。

バイテクによる遺伝子組み換え農産物は、すでに入ってきている!

 バイテク(バイオテクノロジー)の技術による、遺伝子組み換え農産物のことは、皆さんご存じですよね。「果たして本当に安全なのか?」と話題にもなりました。

 厚生省が組み換え農産物の安全性を確認する際に、各種実験のデータ・資料を提出させていますが、例えば「アレルギー誘発性」に関しては、「人工胃液・人工腸液」による処理で実験した物です。専門家の中では、「人工のものを使った実験では十分とは言えない」との声もあります。「乳幼児から病人、老人とあらゆる人が食べる食品としては安全性の確認法が不十分」という意見です。

 厚生省は「業者は安全な食品を提供する責任がある。厚生省としては(組み換え農産物)が食品として出てきた際に食品衛生法の観点からチェックするだけ。」と歯切れの悪い発言です。

 現状では、安全性について議論も分かれているし、素人には本当のところはどうなのか全くわかりません。ここで重要なのは、そんな私たち消費者には「食べる」「食べない」を選ぶ権利があるということです。

 食料の自給率が低い上、国内でも組み換え農産物が開発中ですし、一消費者としてもうかうかしていられません。メーカー側からは、「消費者の要望が強ければ表示する」「社会的合意形成が進めば、表示は必要ないのでは」との声が挙がっているので、「要望」として求めていかないと、知らない間に食べさせられていることになってしまいそうです。

組み換え農産物については表示を!

 現在日本で「安全」と「確認」され、上陸している組み換え農作物は、大豆・なたね・ジャガイモ・トウモロコシの4作物、7品種です。メーカーさんには、消費者が選択出来る権利を持てるような表示を望みたいと思います。

 皆さんは、「食べる」?「食べない」?。何かやはり抵抗があります。でも食べ物なんだから、好みで選んでいいはずですよね。ぜひ、表示をお願いしたいものです。

元気で長生きするために

でたらめな食生活が原因で亡くなる人の数は、
交通事故死者のなんと15倍!

 日本人の死因の上位3位のガン、心臓病、脳卒中の発症には、食べ過ぎ、脂・食塩・砂糖・アルコールの摂りすぎ、食物繊維・ビタミン・ミネラルの不足などの、食生活が深く関わっているそうです。たぶん、自分の食生活を振り返って、これにひとつも当てはまらない人はいないのではないでしょうか。

「バランスの良い食事の条件」

・野菜を1日300g食べる
・魚は青いものを中心に1日80g
・肉も脂身を避けて1日50〜100g
・豆類も毎日。豆腐なら1/3丁
・牛乳は1日400cc
・できれば毎日摂りたい海草類
・やはり毎日摂りたいきのこ類。椎茸なら2〜3枚
・果物。りんごなら1日1個
・芋類は1日100g
・ごはんは毎食150g以上をしっかり食べる

(クロワッサン1/25号より抜粋)

 上記のような、理想的な食生活を送っている方は、現代の日本においていったい何%ぐらいいらっしゃるでしょうか。特に豆や芋などは、めっきり食べる機会が減っているのでは?煮豆や芋の煮っころがし、卯の花、きんぴらごぼうなどの、おふくろの味を食卓に復活させましょう。流行りの○○健康法などに飛びつくよりも、1日3食の普段の食事を充実させる方が、より健康的だと思いませんか。サプリメントもあくまでも、毎日の食事へのプラス。ジャンクフードばかり食べても、「サプリメントを摂っているから大丈夫」っていうことでは無いのです。人間の身体は、食べ物で作られているのですから、ぜひ、普段の食生活を振り返ってみて下さい。

成人病予防のために

 最近あちこちで聞かれるようになった、 活性酸素(フリーラジカル)という言葉。「聞いたことはある」という方も多いでしょう。健康を考える上で、今や重要な要素ですので、よく覚えておいていただきたいと思います。理想的な食生活を送れたとしても、現代においては、大気汚染・水質汚染、また野菜などの農薬、加工食品に含まれる添加物など、そしてストレスと、活性酸素(フリーラジカル)が増長する問題がいっぱいです。

 人間も体の中で、活性酸素(フリーラジカル)に対する抗酸化酵素を作っていますが、20才をピークにどんどんと、その能力が減ってきます。それなのに食事は適当、お酒にタバコ、仕事ではストレスを抱え込んでという生活を続けていたら、成人病になるのもあたりまえかもしれません。成人病の気になる年齢になったら、活性酸素(フリーラジカル)対策を今すぐ始めるべきです。

 抗酸化作用のある食品、野菜(特に色の濃い物)をたくさん摂るように心掛ける。そして抗酸化物質サプリメントで補うことが、今すぐ必要だと考えられます。