| 一般名 (化学名) |
主な作用 | 不足症状 | 所要量 |
| ビタミンA (レチノール) 脂溶性 |
目の健康を保つ・皮膚や粘膜の強化。 免疫機能を高める。シワ・肌荒れを防ぐ。 |
夜盲症・抜け毛 爪がもろくなる 風邪をひきやすい |
2,000IU |
| ビタミンB1 (サイアミン) |
糖質の分解を助ける。疲労回復。 食欲増進。神経系の鎮静作用。 |
疲れやすい 動悸・息切れ 脚気 |
1.0mg |
| ビタミンB2 (リボフラミン) |
脂質の代謝を助ける。 髪、爪の健康を保つ。 皮膚や粘膜の強化。 |
動脈硬化 口内炎・肌荒れ 粘膜の炎症 抜け毛 |
1.4mg |
| ビタミンB6 (ピリドキシン) |
タンパク質、アミノ酸代謝を助ける。 ヘモグロビンの合成。免疫機能の維持 神経系の働きの維持。皮膚の強化。 |
アレルギー症状 口内炎・貧血 フケ・脂肪肝 足がつる |
2.0mg |
| ビタミンB12 (コバラミン) |
赤血球を成熟させる。神経系の機能を 正常に保つ。記憶力・集中力を高める 体内リズムの修正。 |
悪性貧血・舌炎 神経過敏 食欲不振 消化不良 手足のしびれ |
2.0μg |
| ビタミンC (アスコルビン 酸) |
コラーゲンなど細胞の結合組織を作る 皮膚、粘膜、血管、骨の強化。 免疫力を高める。抗ストレス作用。 抗酸化作用。体内解毒作用。 インターフェロンの働きを誘発。 コレステロールを排泄。 抗ヒスタミン作用。 |
風邪をひきやすい 肌荒れ・貧血 骨が弱くなる |
50mg |
| ビタミンD (カルシフェロール) 脂溶性 |
カルシウムとリンの吸収を助ける。 | 骨軟化症・虫歯 | 100IU |
| ビタミンE (トコフェロー ル) 脂溶性 |
過酸化脂質の生成阻止。 毛細血管の血行を促す。 体内のの酸素効率を高める。 生殖機能を高める。 |
止血作用 老化が早まる |
8mg |
| ビタミンK (フィロキノン) 脂溶性 |
血管から外に出た血液を凝固させる | 血が止まらなくなる | 80μg |
| ニコチン酸 (ナイアシン) |
糖質、脂質、タンパク質からエネルギ ーを取り出すのを助ける。アルコール の分解。神経系の働きを助ける。 胃腸の働きを正常に保つ。 |
ペラグラ (頭痛・めまい ・下痢 ・日に当たる場 所に起こる皮膚炎 ・精神異常) |
17mg |
| パントテン酸 |
糖質、脂質、タンパク質の代謝を助ける 副腎皮質ホルモンの生成。 免疫機能を高める。善玉コレステロールを増やす。 |
足が燃えるよう な感じに襲れる ストレスに弱くなる。 動脈硬化。 |
7mg |
| ビオチン | 糖質、脂質、タンパク質の代謝を助ける 皮膚の健康を保つ。 |
皮膚炎 | 100μg |
| 葉酸 (プロテイル グルタミン酸) |
赤血球を成熟させる。 核酸の合成。 皮膚の健康を保つ。 口腔の粘膜を丈夫にする。 |
口内炎・貧血 | 200μg |
「脂溶性ビタミン」は、過剰に摂取すると内臓や皮下脂肪などの脂肪細胞に沈着、蓄積し、肝機能障害などの副作用を起こすこともあるので、過剰摂取には注意が必要といわれています。(ビタミンAの前駆物質β−カロチンは、体内で必要なだけビタミンAに置き換わるので、心配ないそうですが皮膚に沈着するので、手のひらが黄ばんで来たりしたら、量を減らしましょう。)水溶性のビタミンは、体内で必要なだけ使われると、余りは汗や尿に溶けて排出されてしまいます。余分に摂ると無駄のようですが、一度的にでも血中の濃度を上げることに意味がありますので、積極的に摂りたいものです。
| 一般名 | 主な作用 | 不足症状 | 所要量 |
| カルシウム | 骨や歯を作る。精神を安定させる。 心臓の鼓動を正常に保つ。 筋肉の収縮に作用する。 |
肩こり・イライラ 骨軟化症・虫歯 |
600mg |
| マグネシウム | カルシウムの働きを調節する。 |
筋肉痛・けいれん 不整脈 |
300mg |
| 鉄 | 赤血球のヘモグロビンの成分となり、 体内で酸素を運搬する。 |
貧血・冷え性 息切れ・めまい |
10mg |
| 亜鉛 | 細胞の申請に欠かせない酵素の成分に なる。 発育を促進、傷の回復を助け、味覚を 正常に保つ。 ホルモンの分泌を高め、生殖器の機能 を向上。 |
味覚異常・肌荒れ 抜け毛 精子の減少 |
15mg |
ビタミンは有機化合物であるのに対し、ミネラルは元素そのもの。単体で体の機能の維持や調節をする栄養素です。またビタミンと比べて、必要量と過剰症の幅が狭いので、補給する量には気を付けましょう。
| リン | コラーゲン、骨、歯を形成、糖質代謝に関与。 *加工食品の添加物にリン化合物が含まれているため、近年では明らかに摂取量がオーバーしている。カルシウム不足の原因にもなるので注意。 |
| カリウム | 心臓や筋肉の機能を調節する。体内の水分バランスを保つ。 *ナトリウム(塩分)とのバランスが大切 |
| イオウ | 皮膚や髪、爪など体の組織を作る。 |
| ナトリウム | 神経、筋肉の興奮を鎮める。体内の水分バランスを保つ。加工食品や外食の多い食生活のため、摂取量が増えて来ている。塩分は控えよう。 |
| 塩素 | 胃液中にあり、消化を促進。 |
| 銅 | ヘモグロビン合成、コラーゲンの生成に関与。 ビタミンCの活動を促進。 |
| ヨウ素 | 甲状腺ホルモンの原料となり、発育促進、基礎代謝を促進。 |
| セレン | 抗酸化作用、抗ガン作用。免疫機能を高める。 有害金属の毒性を弱める。 |
| マンガン | 糖・脂質代謝に関わる多くの酵素を構成。骨形成に関与。 細胞膜を保護。 |
| クロム | 糖分をエネルギーに変えるインスリンの働きを活発化。 脂質の代謝を促進。 |
| コバルト | ビタミンB12の構成成分として、赤血球の産出を助ける。 神経機能の維持。 |
| モリブデン | 糖質、脂質、尿酸、プリン体の代謝に関与。 鉄分の働きを助け貧血を予防。 |
| ビタミンP | ビタミンCの吸収を促進。血圧調節作用。抗酸化作用。 *柑橘類の薄皮(白い部分)に含まれている。 |
| コリン | 神経伝達物質アセチルコリンやレシチンの材料。 肝硬変・動脈硬化を予防。 脳の記憶形成を助ける。 |
| イノシトール | 脂肪肝や動脈硬化を予防。(別名「抗脂肪肝ビタミン」と呼ばれる。) リン脂質の重要な成分として細胞膜を形成。 毛髪を健やかに保つ。 |
| ビタミンF | 血糖値・血圧・血中コレステロール値を下げる。血栓を解消、血行促進。 必須脂肪酸の仲間。 |
| ユビキノン | ミトコンドリアがエネルギーを産出する時に不可欠。 細胞膜を酸化から保護。酸素の利用効率を高める。精子の活力を高める。 免疫細胞や白血球の働きを高める。補酵素Q10とも言う。 |
| ビタミンU | 胃酸の分泌を抑制。胃腸粘膜の新陳代謝を活発化。 *キャベツから発見された、別名「キャベジン」。 |
これらたくさんの栄養素を摂るために、現代では欠かせないのがサプリメントです。野菜などの食物の栄養価が、昔より落ちてしまった現代では、すべて食物から摂ろうとすれば、たいへんな量とお金、そして手間が必要な上、食事の量も増やさなければならなくなってしまいます。4人家族の食事を、有機栽培野菜と自然食に変えると、なんと食費が2.5
倍にもなってしまうのです。
アメリカには「栄養療法(ニュートリション・セラピー)」という、栄養(サプリメント)を与えることにより、体の機能や免疫力をアップさせ、自然治癒を目指す治療法があります。これはアメリカでは約6000人の医師が支持し、実践しているのです。日本でも最近では、関心を示す医師が増えているそうです。
そしてここでいう「サプリメント」は、あくまでも「化学合成されたものではなく、自然な食品から精製されたものである」というのが、大切な条件となっています。
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ビタミンB1/ ミネラル/ カルシウムとマグネシウム/ 骨粗鬆症にならないために/
エンセファロパチア症候群、日本語では脳髄変質症と言うそうで、なんだか恐そうな名前ですが、聞いたことありますか?これがなんと現代日本人に広く潜在しているそうなんです。
日本人が主食としてる精白穀物(白米、白麺(うどん)、白パン)はその栄養素は精白する事により、大切な微量栄養素のビタミン・ミネラルが入った胚芽の部分がなくなり、ほとんどが糖質のみ、つまりエネルギー源のカロリーだけだそうです。このようなデンプン系の糖質(白砂糖も)は体内で燃焼しエネルギーになる際、ビタミンB1が必要なのですが、このビタミンB1は穀物の胚芽部分にのみ含まれるのです。これが不足すると、糖質は完全燃焼できず、あまった糖質は乳酸になってしまいます。これは、強酸性物質ですから血液を酸性化してしまいます。こうなるとその酸性を中和するためにカルシウムが動員されるため、カルシウムの血中濃度が低くなる。そうすると決められた血中濃度を維持する為に、破骨細胞により骨からカルシウムが供給されるようになります。
ビタミンB1は”道徳のビタミン”と言われるように、脳の機能維持には不可欠な物質です。欠乏時の症状は思考力、判断力低下、排他的で利己的、偏執的で執着心が強い、イライラ、不安、怒りっぽい、などだそうです。砂糖たっぷりの清涼飲料水、アイスクリーム、お菓子が好物の今の若い世代の「キレる」原因がこんな栄養素の不足にもあると言えます。
では白米を玄米に変えればいいのか?となると、こんな情報もあるのです。
「玄米の種皮、そこには「フィチン酸」という酸が含まれ、鉄やカルシウムがあると、それと結合してフィチン酸塩を作ってしまいます。この塩、フィチン酸鉄やフィチン酸カルシウムなどは、水にとけない性質のものです。したがって鉄やカルシウムを含んだ食物と玄米がいっしょになると、これが水にとけないフィチン酸塩になるので、腸から吸収できなくなります。那覇で聞いたはなしですが、生まれたばかりの赤ちゃんがひきつけをおこしました。お医者さんが不思議に思って、母親にいろいろと質問をしてみました。そして、玄米食をやっていたことをつきとめました。そこで赤ちゃんに鉄剤を与えたところ、ひきつけがけろりと治ってしまいました。」
「大阪の福元稔先生は、自然食とか玄米食とかいうようなものにかくべつ詳しい方ですが、その話によると、玄米食や自然食をやって長生きをした人はいないとのことです。」
「玄米正食を説いた桜沢如一氏は、自分では玄米正食をちゃんとやらなかったので、長生きをして73歳でなくなりました。」
「胚芽米」というのもありますが、これは種皮は取り除かれているので、精白米を胚芽米に変えるというのもいいですね。ちびたんも主食は胚芽米と麦のご飯です。(胚芽米2:麦1にしています)
ビタミン・ミネラルが体に必要なことは、皆さんご存じですよね。ミネラルは体の中でどんな働きをしているのでしょうか?
細胞は,基本的には外から取り込んださまざまな物質(栄養素)を取り込み,それを分解,合成することによって,細胞自身が生きていくためのエネルギーを得たり、新たな細胞を作り出しています。このような細胞活動をまとめて「代謝」といいます。生命,つまり、生きているということは,細胞の代謝活動そのものなのです。
ミネラルはこのような細胞活動のおよそ全ての場で、非常に重要な役目をします。たとえば,細胞はナトリウムやカルシウム,マグネシウムがなければ自ら働くためのエネルギーを発生させることができないし、大切な情報も他の細胞に伝達することもできません。また、人体では蛋白質,糖質,脂質といった炭水化合物の分解,合成が,摂氏40℃前後という”低温”下で行われていますが、もし、これと同じ工程を試験管の中で再現しようとすると,はるかに高温でなければ実現出来ません。このように低温下で,しかも迅速に代謝活動をすすめる事が出来るのは「酵素」という特別な蛋白質のおかげですが、代謝という化学反応で、酵素がすぐれた触媒として働いてはじめてなせるワザなのです。人体にはおよそ1000以上の酵素があると考えられていますが、その機能が知られているのは数百種類だそうです。
ところが酵素の中には,単独で働くものと,他の物質と一緒でなければ機能しないものとがあります。そのうち、特定の金属(ミネラル)と共同してはじめて,本来の作用を営める酵素を「金属酵素」といいます。たとえば亜鉛が無いと働けない酵素は「亜鉛酵素」,マグネシウムを必要とする酵素は「マグネシウム酵素」です。もし、亜鉛がなければ,亜鉛酵素は働かず,その細胞はDNAやRNAの指示に従って,アミノ酸を蛋白質に組み立てることができません。たとえば,幼児期の成長期に極端な亜鉛不足があれば、骨を伸ばす細胞が増殖しないために背は伸びないままになり、おとなであれば、亜鉛不足は精子数の減少,毛髪の減少など、その部位の蛋白質の形成不良といった結果となります。銅やセレニウムは体内の余分な活性酸素を除去する酵素に無くてはなくてはならない重要なミネラルです。
ミネラルは、体の中ではイオン化,すなわち陽電荷を帯びた状態で働いています。細胞の活動も,陽イオン化したナトリウムやカルシウムと陰イオン(燐酸,重炭酸など)との電気的関係によって生ずるエネルギーを利用しています。また、蛋白質の立体構造も,ミネラルイオンの電気的な力が結合力として働いて、はじめて保たれると言われています。
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細胞はカルシウムイオンやリンイオンなどが、刺激の伝達物質として出たり入ったりします。このことを細胞のイオンポンプ作用といいます。つまり、濃度の低いところ(細胞内)から濃度の高いところ(細胞外液)に、信号伝達に使われたイオンを運び出すことなのですが、このポンプ作用には相当なエネルギーが使われます。生体で使われる全エネルギー(エネルギー発生のもととなるATPの量)の約30%もの量がこのイオンポンプ作用に使われるということです。すごい量です。
心臓が休みなく動くときにも、カルシウムイオンが無いと、「筋肉を緊張させ次の鼓動をしろ」というような信号が伝わらないのです。脳細胞でも同じ様なことがおきています。そして、イオンポンプ作用になくてはならないのが、マグネシウムなのです。マグネシウムは細胞内のカルシウムイオンを取り出す様に働きますので、カルシウムとマグネシウムは作用を拮抗するということになります。マグネシウムイオンが不足し、細胞のイオンポンプの力が弱くなると、信号伝達のため、細胞内に入り込んだカルシウムイオンは、なかなか細胞外液へ出ていけなくなります。こうしてカルシウムなどのミネラルは細胞内に少しずつ蓄積してきます。そのとき、細胞は新たな信号を受ける為には、細胞内のカルシウムイオンの濃度を低くしておく必要があるわけで、このため、細胞内の水分の量を多くするようになります。これがいわゆる細胞浮腫、つまり水ぶとりというものです。この水ぶとり状態も限度がありカルシウムイオンがある量を超えると、その細胞は不必要となり見捨てられます。そして、後にはカルシウムイオンなどで一杯になった固まりだけがのこされます。これが石灰化
した細胞のことです。動脈硬化の原因の一つといわれています。
「カルシウムを摂りましょう」とは言われるのに、なぜマグネシウムの必要性はあまり問題にされないのか、とても不思議です。上記の理由から、積極的にマグネシウムも摂ることをお勧めします。
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カルシウムと言えば思い浮かぶのは「骨のための栄養?」ということ。これが不足すると、「骨粗鬆症」という怖いことになってしまうこと。では、何を摂ればいいのでしょうか。
カルシウム摂取に一番良いのは、海草でしかも、ひじきです。牛乳を世界で一番のむノルウェーの骨折率は日本の約5倍!牛乳をのめば骨が丈夫というのは、大きな間違いであるようです。カルシウム代謝には、マグネシウムが、必ずどうしても必要で、骨にはさらにビタミンD3(活性型ビタミンD)やボロン、蛋白質(コラーゲン)も必要です。それと骨に圧力が加わらないと骨はできません。それと丈夫な骨を作るには25才くらいまででそのときの栄養状態が大きく影響して、女性に多い骨粗しょう症はホルモンの関係もあるようです。
1.幼少期から30才くらいまでは、カルシウムを充分に摂取する。
2.どの年代でもマグネシウムは十分に摂取すること。
3.40を過ぎたらカルシウムをたくさん捕って、骨のカルシウム密度を上げようとするのは、成人病への近道となるかもしれない。
4.亜鉛をたくさん摂取すること。 とくに30〜40才以降では、いろんな意味で亜鉛をたくさん捕るべきです。
5.リン酸が多い食材(加工食品や保存食)は極力少なくする。
6.含流アミノ酸をたくさん摂る。
7.良質の蛋白質を多く摂る。
8.酸化した脂質は摂らない。
以上に気を付けて下さいね。